バイクパッキング装備でソロBBQに行く話
はじめてのロードバイク FUJI JARI 1.5の当初の目的通り、昨年に何回か行ったソロBBQの集大成たる最後の回でのソロBBQスタイルを紹介する。 (2021年3月現在、荒川岩淵関緑地バーベキュー場は緊急事態宣言のため閉場している)
パッキング道具と中身
- ハンドルバーバッグ: ORTLIEB アルティメイト6 クラシック 8.5L
- ボトル: ポカリスエット 900ml ペットボトル
- リアキャリア: MTX BeamRack EX
- バッグ: グラナイトギア エアジップサック 16L
- フォーク右: モンベル MBチェアワン
- フォーク左: Linkax アルミ製 アウトドアテーブル
ハンドルバーバッグには細々としたカトラリーや食材、リアキャリアのバッグには調理器具等を収納している。以前はリアキャリアのバッグにドライバッグ PD350 10Lを使っていたが、容量と軽さと開閉の楽さを求めてエアジップサックに変えた。 リアキャリアにROK strapsのCommuter ストレッチストラップを使って縛りつけている。
調理用兼水分補給用にポカリスエット のペットボトルを2本使っている。まるでそれ用に作られたかのようにボトルケージにピッタリ入る。暑い時期はサーモスの真空断熱ケータイマグやCAMELBAKのポディウム チル 24 OZ /.71Lを使っていたが、秋~冬は保冷が不要、走行中に飲まない等の理由からペットボトルを使うようになった。また暑くなったら戻すかもしれない。
フォークには左右それぞれTOPEAKのVersaCageを使ってチェアとテーブルをマウントしている。
チェアはチェアゼロが魅力的だったが、試座して合わなかったのでMBチェワンにした。通常のチェアワンと同じサイズだが100g以上軽い。
テーブルはチェアと高さを合わせて選んだ。荷物にはなるが、高さ30cmは快適なBBQに必須だと思う。
下に敷いているレジャーシートはダイソーで買った。サイズが丁度良い。
BBQの流れ
大まかな流れは、米を炊き、肉を焼き、最後はスイーツで〆る、全工程約2時間。結構忙しい。
炊飯
家で浸水した米を鍋に入れ、固形燃料を使った所謂自動炊飯で炊く。
鍋はエバニューのUL/ALUナベ 700。蓋は専用のUL/ALUナベ 700の蓋を単体で買うと結構値が張るので、互換性のあるチタンウルトラライトクッカー2REDのものを使っている。
ストーブはmarupeinetのDELTA STOVE。はじめはSOTOのミニ焚き火台 テトラを使っていたが、BBQグリルと兼用できるDELTA STOVEに変えた。
風防はチタンのシートに穴あけパンチで適当に穴を開けたもの。これはわざわざ作らなくても、厚手のアルミホイルでも良かったかもしれない。
コーヒー
炊飯している間に一服する。涼しくなってきてからは、身体を冷やさないように温かいコーヒーを飲むことが多かった。
湯沸かしにはエバニューのチタンアルコールストーブとEPIgasのシングルチタンマグ カバーセット500を使っている。以前はガスバーナーを使っていたが、OD缶が嵩張るのでアルコールストーブに変えた。
マグカップには同じくEPIgasのシングルチタンマグ カバーセット400を使っている。500の中に400を入れ、さらにその中にアルコールストーブと風防とナルゲンボトル60mlを入れれば、付属のメッシュバッグを使ってひとまとめに収納できる。
BBQ
BBQグリルはDELTA STOVEをテトラストーブ化し、ダイソーで買った網を乗せ、炭はエコココロゴス・ミニラウンドストーブを使っている。片付けを楽にするために、BBQ用の厚手のアルミホイルをテーブルに敷き、グリル本体にも巻いている。当初はキャプテンスタッグのカマド スマートグリル B6型 (3段調節)を使っていたが、嵩張るので変えた。
あとはお肉を焼いて食べるだけ。ご飯はBoundless Voyageのダブルウォールライスボウルに盛る。直食いでも良いが、やはり茶碗によそって食べた方がご飯が冷めないし食べやすい。
〆のスイーツ
スイーツは肉を焼いた後の火力が弱まった炭でできる何か、をテーマに毎回違うものを試している。今まで試したのはマシュマロ、クッキー、干し芋など。
ぜんざい
BBQグリルで餅を焼き、ぜんさいを湯銭で温める。肌寒い日は良い。
バウムクーヘン
表面を軽く焼いたバウムクーヘンは安定の美味さ。手軽で満足度が高い。
最後に
2020年12月時点でのバイクパッキング装備とソロBBQの流れをまとめた。現在、緊急事態宣言下でBBQ場が閉場しているので進捗はないが、道具や食材にまだまだ試行錯誤の余地があるので、BBQ場が再開したらまた行きたい。
ソロBBQ、良いよ。